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Claude lelouch クロード・ルルーシュ

1937年10月30日フランス、パリ生まれ。1957年新人ニュースカメラマンとして、ソ連の日々のニュースを撮影すべくモスクワに向かい、偶然訪れたモスフィルムで、ミハイル・カラトーゾフ監督の『鶴は翔んでゆく』(1957)のセットを見て、映画監督を志す。軍隊の映画班の任務を終えた後、自身の製作会社レ・フィルム13を立ち上げた。初の長編映画『Le propre de l'homme』(1961)が、酷評を浴び、興行的にも惨敗して「クロード・ルルーシュという名を覚えておくといい。もう二度と聞くことはないだろうから」という致命的な批評を書かれたが、6年後の1966年に、『男と女』がカンヌ国際映画祭で最高賞(現在のパルムドール)とアカデミー賞®外国語映画賞と脚本賞をダブル受賞、40の国際的な賞も受賞して一躍名を馳せる。1968年の『白い恋人たち/グルノーブルの13日』ではグルノーブル冬季オリンピックをドキュメンタリー・タッチで描いた作風が話題を呼ぶ。その後も『愛と哀しみのボレロ』やゴールデン・グローブ賞外国語映画賞を受賞した『レ・ミゼラブル』などのヒット作を発表し、起用する俳優たちに賞をもたらす演出手腕も高く評価されている。『男と女』で音楽を担当したフランシス・レイとは現在に至るまで数々の作品でタッグを組み、名コンビとして世界に知られている。

主な監督作品

Francis Lai フランシス・レイ

ニースに生まれ、幼い頃から音楽に魅了され1950年代にマルセイユで出会った人気シンガーを追って芸術的な運動が盛んだったパリのモンマルトルに移住。ミシェル・マーニュのオーケストラに在籍した後、エディット・ピアフの伴奏者となり、彼女のために作曲を手がける。その後、ピエール・バルーからクロード・ルルーシュを紹介され、『男と女』で映画音楽作曲家としてのスタートを切る。以後100本以上の映画音楽を担当し、600曲以上を作曲している。世界中のスターや国際的なオーケストラが彼の音楽をレコーディングし、世界で最もレコードが売れるフランス人映画音楽作曲家として、数えきれない数の音楽賞も受賞している。また、シンセサイザーやサンプリング、電子音楽のパイオニアとしても知られている。〈主な映画音楽〉『パリのめぐり逢い』、『白い恋人たち/グルノーブルの13日』、『雨の訪問者』、『ある愛の詩』(1970年アカデミー賞®作曲賞)、『恋人 たちのメロディー』、『愛と哀しみのボレロ』など。

Samuel Hadida サミュエル・ハディダ(プロデューサー)

プロデューサー/配給業者として弟のヴィクターとメトロポリタン・フィルムエクスポートを経営。デヴィッド・フィンチャー監督の『セブン』、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作や『ハンガー・ゲーム』シリーズなどを成功させる。早い時期から長編映画の製作にも乗り出し、クエンティン・タランティーノに脚本を書かせた処女作『トゥルー・ロマンス』をトニー・スコット監督でプロデュース。現在は、自身が弟と共同で創設し経営しているデイヴィス・フィルムズで、年に数本のプロデュース、または共同プロデュースを行っている。主な作品にデヴィッド・クローネンバーグ監督の『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』、テリー・ギリアム脚本・監督の『Dr.パルナサスの鏡』、トム・ティクヴァ監督の『パフューム ある人殺しの物語』、ジョージ・クルーニー監督の『グッドナイト&グッドラック』、ブライアン・デ・パルマ監督の『ブラック・ダリア』、『バイオハザード』シリーズなど。

Victor Hadida ヴィクター・ハディダ(プロデューサー)

兄と経営しているメトロポリタン・フィルムエクスポートの社長として、設立以来30年間で、ヨーロッパの独立系配給会社のトップに上りつめた。観客や批評家から称賛された多くの作品で会社の名を確たるものにし、業界で最も影響力があるリーダーの1人として、2006年フランス国内映画配給連盟の会長に満場一致で選ばれた。翌年には15カ国275社以上からなる映画配給会社の組織である、世界映画配給協会の会長にも選ばれた。またフランスの映画産業の取引組合を束ねる組織の連絡事務所も務めている。兄の右腕として、彼らの会社であるデイヴィス・フィルムズがプロデュースする全ての作品に関わり、世界中の面白い映画を発掘し、メインストリームに押し上げている。彼らが配給、製作している作品は、カンヌ映画祭へのドアを何度も開き、昨年もドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『ボーダーライン』が公式コンペティション部門に選出された。